キハダ

4月29日 1330 LOC
Hanameu(ハナメウ)入江を出発する。
HivaOa(ヒバオア)島の北西に位置するため
南東の貿易風を完全に遮って、静かな入江だった。
その為、島から離れないと
貿易風を受ける事が出来ない事は覚悟していたが、
島から7マイルも完全ブランケットだった。

やっといい風を受けて走り始めた頃、リールが鳴った。
魚釣りも慣れて来たので、誰も慌てる事なく
淡々とリールを巻こうとする。
ところが、ぶち重くて巻けない・・・。
少し巻いては、引っ張られて出る。
これを繰り返す事、1時間。
姿を見せたのは、丸々と太った「キハダ・マグロ」

ギャフだ!
ロープだ!
包丁だ!

大騒ぎの末、やっと取り込んだ

「キハダ・マグロ」

計ってみると、全長140cmもあった。

「でっか~」

エスカルゴでこれまで釣り上げた魚の最大記録になった。




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Hanameu入江

Atuona(アトウナ)の港から約5時間
4月28日 1220 LOC
HivaOa島の北西にある、Hanameu(ハナメウ)入江にアンカーを打つ。

両サイドは、50m以上ある切り立った絶壁で
完全に貿易風を遮っている。
入江の奥の砂浜には、ヤシの木の林があり
そのヤシの木の間、数軒の小屋に人が住んでいる。
ここへは、陸からの道は無いと思う。
どうやって生活しているのだろう?

船底の汚れが気になっていたので、
スポンジとスクレーパーを持って海に入る。
アラメダ・ラパス・アトウナと
連続汚い港に停泊していたので、
かなり、汚れていた。
何と、スターンのステップには、「亀の手」が・・・。

船底掃除をしていると
剥ぎ落としたフジツボに魚が群がってくる。
10cmくらいのアジに似た魚で、背中や腕にも当たってくる。
「これは、食えそうだ・・・。」
さっそく、サビキ仕掛けを投入。
面白いように釣れた。
フライパンに多目の油を引き、焼いて食す。
アジと同じ味だった。

本日、29日昼ごろ
北西に、77マイルの「NukuHiva(ヌクヒバ)島」を目指して
この静かな入江をあとにする。
明日の午前中には、NukuHiva島のTaiohae(タイオハエ)に到着できるだろう。

今後の大雑把な予定は、
ヌクヒバ島へ数日滞在の後、
ツアモツ諸島へ向かう。
Aha(アハ)環礁  Rangiroa(ランギロア)環礁を経て、
ソシエティ諸島・タヒチ(パペーテ)へは、
5月中~後半かな・・・。
(大体・多分)











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HivaOa ヒバオア

ネット環境が悪く
動画のリンクを張り付けるのが、やっとで・・・。
また、衛星経由のアップに戻ってしまった。

22日に、
HivaOa(ヒバオア)島 Atuona(アトウナ)
へ到着するが、
フレンチポリネシア入国手続きは、日曜日で休み。

23日(月)は、
サブエージェントのサンドラに会う事が出来ずNG。

24日(火)は、サンドラに会えたが、停電でNG。

25日(水)に、やっと手続きが出来た。
入国のスタンプを押してもらったその日に、
KOさんが下船し、帰国の途についた。
この海の果ての超離島から小型飛行機を乗り継いで帰るそうだ。
(すご過ぎる!)

Atuona(アトウナ)は、
郵便局・銀行・警察・の他に数軒の店があるのみ。
港には、ガソリンスタンドがあり、その事務所がコンビニのような売店になっている。
生鮮食品は、連絡船の入港日には揃うが、数日で品切れになる。
港(入江)の中、海水は汚く濁っている。
造水機を回す事が出来ないので、生活水に困った。
シャワーは、テンダーの着岸場所の近くの野外に2ヶ所あり
いつでも自由に使える。
1ヶ所は簡単な囲いがあり、もう1ヶ所は囲いは無い。

レンタカーを半日借りた。
車種は、スズキのジムニーで
係りの女性が、4WDの操作方法を丁寧に何度も説明してくれる。
ちょいとその辺りをドライブするだけなのに不要でしょうと思ったが・・・。

2時間半で島の果てまで行ってしまうその道は、
4WDでないと通行不能な
断崖絶壁の未舗装、岩と砂利と穴ぼこで、
LOWギヤーでないと登れない急坂道だった。

その道の果てには、
世界最大と言われる、石で出来た「Tiki」があった。

ゴミゴミした港(入江)とAtuonaの集落も満喫したので
本日、28日
きれいで、静かな入江に移動した。
Hanameuって場所でAtuonaから5時間。
我々の他にカナダのカタマランが1艇のみで
静かな時を過ごしている。





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動画を2本

サンフランシスコからメキシコ lapaz まで
VOL2です。


メキシコからマリキュイサス諸島 ヒバオア島まで
vol3です。

ヒバオア島

4月22日

0400(LOC)
GPSの表示では、
HivaOa島の東、約10マイルに来ている。
しかし、真っ暗で何も見えない。
レーダーを回して見る。
間違いなく島はある。

レーダーとGPSだけで、
見えない島へ近づくのは怖い。
でも、
このままだと、通り過ぎてしまう。
ジブを全部巻き取りスピードダウンするが、
なぜか、5~6ノット出てしまう。
意を決して、進路を島へ向ける。

0530
ほのぼのと東の空が明るくなると
HivaOa島は、その全容を表した。
切り立った、絶壁の島でリーフは無い。
緑色の奥深い谷や雲を被った山が見える。
きっと、
キングコングやモスラが住んでいる
に違いない。

島の南側をゆっくり進み
0930
Atouna湾の入り口に近づく
メインセールを降ろして入港の準備を
始めようとした時、大粒の雨が降ってきた。
なぜか1名、作業を中止してスッポンになり
身体にソープを塗りたくっている。
今度は、リールが大きく鳴り始める。
なんで、こんな時に魚が釣れる訳?
大雨のなか、
急いでリールを巻くと1mクラスのサワラが・・・。
魚の尻尾にロープを巻き付けてスターンに放置する。
テンヤワンヤで、
やっとメインセールを降ろして
エスカルゴは、湾口を目指した。
その頃には、雨も止み
バウに、1名、
ソープだらけの身体で空を見上げる男が立っていた。

1000
小さなAtounaの入り江には、
すでに20艇近くのヨットがアンカーリングしていて
入りきれないヨットが防波堤の外にもいる。
エスカルゴは、
混雑した先着ヨットのすき間をぬって奥へ進む
先着ヨットの人達が大声で何か叫んでいるが、
言葉も解らず、「サンキュー」と言って通過した。
そのまま湾の奥へ進み、カタマランでしか入れないであろう
水深の浅い所にアンカーを打つ。
周りの先着ヨットは前後にアンカーを打って
固定している。
エスカルゴだけが触れ回っては、迷惑をかけてしまうので
スターンからも2本アンカーを打ち固定した。

最初の南の島は、
まるで、宮島花火の様・・。









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あと何日?

4月20日 2230 LOC
4月21日 1630 JST

ポジション:07度34分S 136度37分W
コース:215度
スピード:6ノット
風向:南東
風速:18ノット
残航:198マイル
気圧:1011hp
天気:晴れ・雲り
気温:27度

南東(アビーム)の風が20ノット前後、安定して吹き
夜は、ワンポイントのメインのみ
昼は、ワンポイントメインとジブ50%で航行している。
艇速は、6~8ノット 
波に乘った時は、9ノットを越える時もある。
DayRan 160マイルを2日続けて記録した。

横波を受けて、よく揺れるが、
テーブルの滑り止めの上に、無造作に置かれている
ポットやペットボトルが倒れる事は無い。

予報では、今の風が数日続く事になっているので
このまま行けば、22日の午前中(現地時)23日の未明(日本時)
にはヒバオア島へ到着出来そうだ。

小笠原~ハワイ 35日、
ハワイ~サンフランシスコ 25日、
メキシコ~マルキュイサス 27日、
ロングの航海もこれでやっと終わる。
これからは、
島々を巡り日本へ向かう事になるが、
10日以上の航海は、無い・・・。
かもしれない・・・。
そうあってほしい・・・。

「もう・・海は、・・」

「あいだわ(広島弁)」









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Day Ran 160

4月20日 0200 LOC
4月20日 2000 JST

ポジション:05度47分S 135度16分W
コース:210度
スピード:6ノット
風向:南東
風速:18ノット
残航:331マイル
気圧:1008hp
天気:雲り・晴れ
気温:28度

昨日より風速が15ノット程度まで上がった。
アビームで波も小さかったおかげで
艇速は、7~8ノット 
時折サーフィングした時は、9~10ノットの艇速が出る。
毎日JSTの正午に記録をとっているが、
昨日の航行距離(Day Ran)は、160マイルだった。
土佐清水を出て3日目、5月11日の154マイルを越えて記録を更新した。

現在、20日0200LOC
風速は、上がり20ノット以上になった。
夜なので、ワンポイントのメインのみで航行している。
波が激しく、エスカルゴのお腹(空中の部分)を叩き、
大きな振動にビックリしている。

この分だと
4月22・23日には、ヒバオア島へ到着しそうだ。
今後のエスカルゴの航行予定は、
4月後半~5月中頃、マルキュイサス諸島
5月中旬~6月前半、ツアモツ諸島
6月前半~6月後半、ソサイエティ諸島

こんな感じになりそうだ。

 


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到着予定

4月19日 0500 LOC
4月19日 2300 JST

ポジション:03度54分S 133度39分W
コース:210度
スピード:6ノット
風向:南東
風速:12ノット
残航:480マイル
気圧:1009hp
天気:晴れ
気温:27度

昨日、夕方より
斜め後ろから受けていた風が横方向にシフトしてきた。
艇速も上がり、6~7ノット程度で順調に航行している。

GPSに、目的地までの所要時間を示す欄がある。
2桁までしか表示できないので、
所要時間が99時間59分以上の場合、「----」と表示される。
メキシコを出て24日間、
毎日、その「----」を穴が開くほど見つめている訳で・・。
昨夜、風向が変わり、これまで3~4ノットの艇速が
6~7ノットに上がった。
その時、

ついに「96:58」が出た。

24時間で割ると・・・。
すぐさま計算する。
「あと4日と58分で到着や!」
ヤッホー メッチャうれしい!

逃げ場のない、この狭い空間で何日も生活(航海)していると
体力より精神の方が、疲れてくる。
この「96:58」の数字が出た、
ただそれだけで、
疲れた心を癒してくれ、
前向きの気持ちになれた。

なのに・・・。
なのに・・・。

ちょっと、目を離したとき

「----」に戻っていた。



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南半球

4月17日 2300 LOC
4月18日 1700 JST

ポジション:01度53分S 132度01分W
コース:200度
スピード:3ノット
風向:東
風速:8ノット
残航:635マイル
気圧:1010hp
天気:晴れ
気温:28度

南半球の貿易風を受け
順調に航行している。

赤道祭りも一夜明け、
なぜか、朝から
頭が重たい、気分が悪い。(船酔い?)

ーーーーーーーーーー

赤道を越え南半球に入って思う事・・・。

ポジション(緯度)の読み方、
○○度N(まるまるどノース)から
○○度S(まるまるどエス)に変わる。

北斗七星が低くなり、北極星が見えなくなる。
南の空の「サザンクロス」は、日々高く見えるようになった。

季節が春からいきなり秋になる。

南に行くほど、寒くなる。

何だか、特別な世界に入ったみたいだが、
海や雲、太陽、風、
何も変わっていない。
毎日、同じ、「ザブン・ドバン・ザー」

時々、ツバメを見る。
たった一羽で海面すれすれを飛んでいる。
どこから、どこへ、渡っているのだろうか?
こんな広い海を・・・。
休む所もなく、エサの虫もいないのに・・・。

出航してから、もう少しで1年になる。
週末セーラーだった自分の
何年分ヨットに乗った事になるんだろう。

「あ~、でかすぎる~ 海、地球 」




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続・赤道

4月17日 0200 LOC
4月17日 2000 JST

ポジション:00度44分S 131度08分W
コース:210度
スピード:5ノット
風向:東
風速:13ノット
残航:722マイル
気圧:1008hp
天気:晴れ
気温:27度

4月16日 LOC UTC-9
本日12時からの昼食は、
ドレスコード最上級フォーマルにて参加するよう指令が出た。

まず、
海の神、ポセイドンが登場する。
なぜか、「赤ふんどし」
エスカルゴより貢ぎ物のイカをもらい、
赤道通過を許可する。

次に海のカッパが現れる。
「青ふんどし」を締めて
頭にベネトウの皿をかぶり、段ボールのクチバシを付けている。
なにか喋っているが、意味不明。

そうしていると、
頭にターバンを巻き髭を付けた
海賊、ジョニーディップが出て来て刀を振り回す。

その間、ポセイドンは、持っていた槍でカッパの胸をいじっている。
とんでもない事が起きそうな予感がする。

遅れて、
裸に「黒ふんどし」一丁の海賊フックがやって来る。
片目は、LEDライトで光っている。
なんだか結構、決まっているから不思議。
本人も気に入ったらしく、海をバックに自撮りをしている。

この日の為に、取っておいた「白ワイン」
まとまりのない、4人が
この時は、一斉にテーブルに集まる。

こうして、赤道祭りが始まった・・・。

「・・・・。」

13時10分 LOC
GPSのポジション表示が、北緯の「N」から南緯の「S」に変り、
エスカルゴは、初の南半球へ突入。

赤道には、赤いラインも売店も無かった。
そして、
これまでと同じ、広大な海が広がっていた。

「 でか過ぎる・・・太平洋・・・地球・・・」




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