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9月7日

9月7日 0830 LOC
9月7日 0630 JST

出発地:キリバス・タラワ
目的地:ミクロネシア連邦・コスラエ
ポジション:03度30分N 168度13分E
コース:280度
スピード:3ノット
風向:南
風速:4ノット
残航:330マイル
気圧:1008hp
天気:晴れ

昨日の出来事。

魚釣りのリールが、
「カリカリ」と数回鳴って止まる。
魚がルアーに食いついたが、完全にフックには掛かってない・・。
そのまま、しばらく様子を見る。
「ガ〜ダーガー」
一気にラインが出始めた。
「よ〜し」
そこで、ドラグを締める。
「これで、完全に掛かったはず」
後は、巻き取るだけ。
しかし、
これが結構重い・・。
エンジンを止め、セールを巻き取って船のスピードを落とす。
徐々に寄ってくるが、魚は深く潜って姿を表さない。
「何なんだろう・・?」
「こんなに潜る魚は、初めてだ」
魚は、
潜ったまま、スピードを落とした船を追い越して
船の下に入ってしまった。
「ヤバい!」
船体にラインが擦れると、切れてしまう恐れがある。
ラインを船体から離すよう手で持って、
引きもせず・緩めもせず、待つ。
魚も深く潜ったまま、
引きもせず・緩めもせず、
我慢比べになった。

「・・・・」待つ。

一瞬、緩んだ、約1mほど巻くが、
また、我慢比べになる。
魚は、船の下へ深く潜っている。
そんなやり取りを数回繰り返していると、
魚は、船の下から後方へ泳いだ。
「よし、今だ」「巻け・巻け」
かなり近くまで巻いているのに
魚は、真下へ潜ったまま姿を表さない。
「ボギッ」
あまりにも、下へ下へ魚が引くので
ロッドホルダーに差したままの釣竿の先が折れてしまった。
「まだ、使える」
「しかし・・お前は誰なんだ〜」

小説「老人と海」のくだりを思い出す、
いや、実際は、そんな余裕は無かった。(後から思った。)

一瞬緩んだ隙に少しずつ、折れた竿で巻き取る。
そして、待つ・・。
魚も口にフックが掛かって大変だろうが、
こっちも竿が折れて大変なんだ。
そんな事を思っていると、
突然、ラインが緩み、魚が上がって来た。

「よっしゃ」

青い虹色の輝きが海中から見えてきた。
「シイラかなぁ・・?」

魚が飛んだ!

なんと、「2mクラスのカジキだ・・。」

角のように尖った口。
羽根のような背ビレ。
「す〜げ〜」
「初めて、カジキを釣った・・。」

ラインエンドまで巻き取ったので、
残りのラインを手でたぐり寄せる。
その時、
奴と目が合う。
にらみつけると
奴は、目をそらした。
完全に、こちらの勝ちだ。

そして、
ギャフを掛けようとした
その時・・・。

プラスチックで出来たルアーが
「分解」した。

「逃がした魚は、大きい」と言うが、

あと味、悪過ぎ・・・。



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